1月の終わり、10年に一度の寒波が列島にやってこようかというその日、不要な外出
はお控えくださいなんていうアナウンサー様のご助言を何食わぬ顔にてフル無視し、
九つの州こと西国は九州へと行って参りました。
福山駅から鹿児島中央駅行きの新幹線に飛び乗り、博多駅を目前にしたところでそれま
で右から左に聞き流していた車内アナウンスに一瞬気を奪われ惑わされてしまいまし
た。 鹿児島、、の方は、、はか、、乗り換え~$#%&’&、、
え? これ乗り換えあんの? そんなこと聞いてないけど。。
なんてしどろもどろになっていると博多駅到着。どーするこれ、降りるのか、乗り換え
なきゃいけねーのか、誰か駅員さんに聞くか、、
「プシューーーー」
無情にも時間に正確な新幹線の一連の下車乗車の流れは私を一分たりとも待って
くれません。
あーーーー、、まぁもうえぇや、おりよっ!
なんの制約もない一人旅です。こんなときこそノリと勢いだけが頼り。
すいませ~ん 鹿児島行きは博多で乗り換えなきゃいけないんです?
あ、いえ。そのままご乗車していただいていてかまいませんよ
、、なるほど!ありがとうございます!、、
思考とは恐ろしいもので私の感情全てをコントロールしていきます
まじかー、降りんでえかったんかー。ま、えーや、降りたけ博多美女も見れるし美味い
もんもありそうなし、駅弁でも買って適当な時間のやつにまた乗ろ!
そうです、なんと今回のこの旅、あの天性のネガティビスト野村もなぜかスタートライ
ンからポジティブなのです。
広島よりも温暖な南へ向かう気持ちがポジティブにさせるのか、はたまたまだ見ぬ未開
の地への好奇心がそうさせるのか。謎は深まるばかりです。。(結局旅立って以降帰っ
てからもずっとキープポジティブされております。いやこれは軽い躁状態やも、、)
そんなわけで、博多駅で買った明太子弁当の明太子のサイズがパッケージより小さかっ
たなんて話は置いておきまして、(悪口じゃないよ。。)お昼過ぎには無事薩摩へと到
着。
初薩摩、高鳴る胸の鼓動と徐々に上昇していく心の熱量とは裏腹に、薩摩の国にもやっ
てきておりました、凍てつくほどの大寒波。。
そうです、私が雨男改め雪男、うつと寒波を貴方にお届け、広島のへづまりゅうこと野
村でございます!!
次回があればまた!